部分クラック補修(ひび割れ補修)
本日は、部分クラック補修(ひび割れ補修)のご紹介をします。
【相談内容】
外壁から雨が入り、室内のクロスが濡れているので直したい。
全体を塗る予算がないのでひび割れ補修だけしたいとのこと。
【作業内容】
Uカットによるクラック補修及びカチオン刷り込み
3mm以上のクラック(ひび割れ)に関してはUカット(電動カッターで切り込みを入れUの字にカットする工法)をしてカットした隙間へプライマーを塗布します。
プライマーは必ず行ってください!(必須項目)
プライマーにはボンドと外壁との密着を良くする効果があります。
また水が入りにくくなるので必ず行います。
ボンド充填後カチオンで平滑にするように刷り込みます。
上記の作業をすることで塗装を上からする際もクラック痕が残らずに美観も保てます。
(よくひび割れだけ補修している建物を見ますが、毎回見るたびに「直せばいいのに。。。」と思ってしまいます笑)
【作業実施後】
クラック補修により雨漏りは止まりました。
【担当者からのひとこと】
全体的に大きなクラック補修はしましたが小さいヘアークラックは残っています。
板間のシールや全体の塗装をする必要があると思います。
ヘアークラックは下地調整材で消えますのでクラック補修と塗装は一緒に行うことをおすすめします!